Shippio案件例① 日本酒の輸出

2019-05-10

”気軽にできる貿易”をテーマに、必要な書類・手続き、知っておくべき用語などを紹介していきます。

今回は、Shippioが日本酒の輸出を手がけた場合のイメージをご紹介いたします。どのような輸送条件で運ぶのか、どういった料金がかかるのか、スケジュール感はどうなのか、などについて、より具体的な形で実感して頂ければ幸いです。なお、本記事で取り上げている案件はあくまで仮想のものであり、実際の条件や料金とは異なる場合があります。

私達Shippioは国際輸送を手配するフォワーダーです。もう輸送管理の煩雑な業務に煩わされることはありません。国際輸送の見積り、実際の輸送手配から支払いまでShippioのプラットフォームで一元管理できます。国際輸送に関するご相談はお気軽にShippioまで !

法人向け無料お見積りはこちら

日本酒輸出事例の概要

今回取り上げる案件は、以下のような設定となっています。

荷主様    :商社
貨物     :日本酒(約4000kg)
ルート    :日本→中国
インコタームズ:CFR
輸送方法   :20ft FCL
所要日数   :約10日(国内倉庫から中国港CYまで)

ある商社様の日本酒輸出の案件という設定です。(日本酒の輸出について解説した記事はこちら)。 インコタームズがCFRの場合だと、Shippioで国内倉庫から中国の港までの輸送を手配させていただくことになります(インコタームズについて解説した記事はこちら)。具体的には、通関手続き、国内の倉庫から国内港までの陸送、国内港から中国港までの海上輸送の手配などです。

貨物重量は約4000kgで、20フィートのFCL(ドライコンテナ1本を貸し切る形)で輸出します(コンテナの種類について解説した記事はこちら)。

国内の倉庫を出発してから中国国内のCY(コンテナヤード)に搬入するまでに要する時間は、10日ほどです。なお、貨物の受け渡し書類は、B/Lではなくwaybillを使用すると便利です。waybillを使うことで、手続き業務が削減できるとともに、船は到着しているのにB/Lがまだ届かないので貨物の引き取りができないというような事態を防ぐことができます(waybillについて解説した記事はこちら)。

日本酒輸出事例の料金

この案件で発生する料金は、以下のようになります。

国内費用は以下が含まれます。

  • 輸出通関料 : 税関での輸出通関を行う際の料金です。
  • 取扱手数料 : フォワーダが行う各種手配に対する料金です。
  • コンテナドレージ料 : 国内の倉庫から本邦港までのドレージ(コンテナを輸送する車)の料金です。港から空のコンテナを積んで倉庫へ集荷に向かう分も含まれており、往復料金での請求となります。
  • バンニング作業料 : 倉庫でのバンニング(貨物をコンテナに積む作業)に対する料金です。
  • ラッシング料 : バンニングの際に行ったラッシング(ベルトなどを用いて貨物をコンテナ内で固定する作業)に対する料金です。
  • 税関検査料 :  税関での検査料(実費)です。抜き打ちでの税関検査に当たらなかった場合には、この料金はかかりません。

海上費用は以下が含まれます。

  • 20ftドライ海上運賃 : 20フィートのドライコンテナ1つ分の、船の運賃です。
  • B/L fee : 貨物の引取書類の発行料です。なおこの案件では、B/Lではなくwaybillを引取書類として利用しています。
  • AWS :  AWSとは、税関の電子システムのことです。米国や中国への輸出の際にはこのシステムの利用料金がかかります。

実際に輸出する際にかかる費用の内訳をこうして見てみると、通関料や船の運賃だけでなく、実に様々な項目に対して細かく料金が発生しています。船や飛行機の運賃だけで貿易の費用が決まるというわけではないと言うことができます。なお、こうした料金の内訳を、見積もり段階からWeb上ですぐに確認できるという透明性も、弊社Shippioの強みの1つでもあります。

日本酒輸出事例の流れ

では、実際にこの案件はどのように進行していくのでしょうか。時系列で追っていきましょう。

上表が、実際に案件が進行していく流れになります。3/29国内発の船が、3/22 OPEN で3/26 CUT だとすると、この5日間の間にCYに貨物を搬入する必要があります。抜き打ちで税関検査を受ける必要が生じた場合でも、特に貨物の内容に問題はなければ、船積みが遅れるなどの事態は発生しません。船も順調に遅滞なく運行したという設定ですが、港の混雑により荷役が遅れたり、天候不順で運行に影響が出たり、ということもあり得るので、数日ほど余裕をもてるスケジュールだと安心です。

こうした貨物の動静管理は、ShippioのWebサービス上で、いつでもリアルタイムで確認することができます。

今回のインコタームズはCFRなので、輸出者側(Shippio)で手配するのは中国の港に着く船までになります。中国の港に着いた後(CYに搬入された後)は、輸入者側のフォワーダーが貨物を引き継ぎ、中国での通関や国内輸送の手配などを彼らに行ってもらうことになります。

日本酒輸出事例のポイント

この案件でのポイントを挙げるとすれば次の2点です。

1. 抜き打ちの税関検査に該当し、全量大型X線検査を受けることになった。

2. 名義の不備や船名の変更などにより、Invoiceなどの書類の訂正の必要が都度生じた。

こうした不測の事態の際にも、随時ShippioのWebサービス上のチャットでお客様と密に連絡をとりながら、対応を進めていくことができます。

また、Shippioでは案件ごとに自動で書類ファイルが整理されるため、このように様々な書類を繰り返しやりとりする場合であっても、書類管理の手間が少なくて済みます。

ここまで、弊社が日本酒の輸出案件を手がけた場合のイメージをご紹介してきました。具体的な例を見ることで、輸出にかかる料金やスケジュール感、Shippioの使用感などについてよりイメージして頂けたら幸いです。もちろんShippioには、日本酒以外にも様々な貨物を運んだ実績があり、外国の通関まで手配させて頂く案件も多いです。輸出入を考えている方は、まずはお気軽にShippioにご相談ください!

Shippio 案件イメージ紹介はこちら

Shippio案件例① 日本酒の輸出
Shippio案件例③ 家具の輸出
Shippio案件例④ 中国輸入案件1 雑貨編
Shippio案件例⑤ ベトナム 輸入 案件 <スポーツ雑貨編>
Shippio案件例⑥ 中国輸入案件2 家具編

Reference

Photo by Zosia Korcz on Unsplash

Go Up
お見積りは無料です
お気軽にご相談ください