貿易DXのShippio、AI-OCRの「読み取りルール自動学習機能」を提供開始 〜使えば使うほど”手直し”が減る!複雑な貿易書類のデータ化をスムーズに〜
「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、貿易DXを推進する株式会社Shippio(本社:東京都港区、代表取締役CEO:佐藤孝徳、以下Shippio)は貿易プラットフォーム「Shippio Platform」のAI-OCR(読取精度:97%以上)において、修正内容から読み取りルールを自動作成する「読み取りルール自動学習機能」の提供を開始いたしました。 本機能はユーザーがAI-OCRの読み取り結果を修正するだけで、AIが特有ルールを自律的に学習・作成するものです。各社でフォーマットが異なる複雑な貿易書類を、工数をかけずに迅速・正確にデータ化することが可能となります。
新機能追加の背景・課題
貿易実務においては、輸出入手続きに不可欠な多種多様な書類が世界中でやり取りされます。Shippioは、2025年より貿易書類のAI-OCR機能を提供し、主要項目において97%という高い精度を実現してきました。一方、貿易書類には統一されたフォーマットがなくShipper(荷主)によって記載方法・項目が大きく異なるという課題がありました。そのため、高精度なAIであっても、以下のような実務上の細かな判断を自動判断しデータ化するには限界がありました。
- 項目の選び分け: 「個数(PCS)」と「箱の数(CTN/カートン)」が並んでいる場合に、実務で必要な「箱の数」の列を優先してデータ化したい。
- 情報の絞り込み: 商品名欄に、管理用の枝番(バリアントコード)などの細かな記号が含まれている場合に、純粋な「商品名」だけを正確に抜き出したい。
これまではこうした細かな違いは人が手作業で修正せざるを得ませんでしたが、今回の「読み取りルール自動学習機能」により、AIが「この書類のときは、こう読み取る」という独自のルールを自動で学習・生成することが可能となります。

新機能 AI-OCRの「読み取りルール自動学習機能 」の特徴と概要
【特徴】
- 修正アクションからAIが「読み取りルール」を自動生成
ユーザーが画面上で読み取り結果を修正するだけで、AIが「次からはこう読んでほしい」という修正意図を汲み取り、項目ごとのルールを自動で作成します。 - 使えば使うほど「手直し」が減る
一度学習したルールは、次回以降同じShipper(荷主)名が発行した書類に自動で適用されます。使い続けるほどにAIが賢くなりユーザーの確認・修正の手間は極小化されます。 - 言葉による柔軟なフィードバックも可能
「金額は合計ではなく、明細の数値を採用して」といった具体的な要望をAIに直接入力することで、より精緻な読み取りルールを構築できます。
【対象サービス】
「Shippio Platform」の全サービス:Shippio Forwarding / Shippio Cargo / Shippio Works / Shippio Clear ※契約されている荷主企業・物流事業者
【対象書類】
「Shippio Platform」でAI-OCR読取が可能な全ての貿易書類:仕入書(Invoice) / 梱包明細書 (Packing List)/ 船荷証券(Bill of Lading) / 注文書(Purchase Order) など

【利用イメージ】

期待される効果
- 確認、修正工数の削減: AIの読み取り結果を人間が手直しする時間を削減し、さらなる業務効率化を実現します。
- ミスやもれの防止: 複雑な書類でもAIが学習したルールに基づいて一貫性を持って処理するため、ヒューマンエラーを防げます。
- 業務の属人化解消: 熟練の担当者が行っていた書類の読み解きを高精度かつルールを学習したAIが代替することで、スピーディーに精度の高いデータ処理が可能になります。
今後の展望
Shippioは今後も、ユーザーからのフィードバックをいただきながら、さらなる新機能開発、機能改善に取り組んでまいります。今回の機能をはじめ今後も様々な貿易業務の自動化を推進し、貿易業務に携わる関係者が参画するプラットフォームにおける生産性向上に貢献してまいります。
Shippioについて
Shippioは「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、貿易プラットフォームを構築しています。Shippioの提供するクラウド上では、貨物船トラッキングや見積もり・発注、貿易書類の一元管理・関係者間での情報共有、チャットコミュニケーション等が可能となり、デジタルを活用したビジネスプロセスの構築とオペレーションの提供を通じて貿易DXを推進しています。
https://www.shippio.io/
Shippio会社概要
会社名 :株式会社Shippio (英語名: Shippio, Inc.)
所在地 :東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 9階
代表者 :代表取締役 佐藤 孝徳
設立 :2016年6月
事業内容:国際物流プラットフォームの企画・開発・運営
URL :https://www.shippio.io/corp/
取得ライセンス等:第一種 貨物利用運送事業者(関自貨第1714号)、第二種 貨物利用運送事業者(国総国物第107号)、第二種 貨物利用運送事業者(国自貨第386号)、IATA公認代理店認可取得
一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)正会員、国際複合一貫輸送約款(2013)、WAYBILL約款(2013)(国総国物第107号の2)
【報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社Shippio 広報担当:小川
Email: pr@shippio.io